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record import

importコマンドは、指定されたKintoneアプリにレコードデータをインポートします。

cli-kintone record import \
--base-url https://${yourDomain} \
--api-token ${apiToken} \
--app ${kintoneAppId} \
--file-path ${filepath}

オプション

共通オプションについては、オプションページをご覧ください。

オプション必須説明
--appはいアプリのID
--attachments-dir添付ファイルディレクトリ
--file-pathはいソースファイルのパス。
ファイル拡張子は「.csv」である必要があります
--encoding 文字エンコーディング
デフォルト:utf8
エンコーディング:utf8およびsjis
--update-key一括更新のキー
このオプションが設定されている場合、cli-kintoneはUPSERTモードになります。
詳細はレコードのアップサートセクションをご覧ください。
--fields カンマ区切りでインポートするフィールド
注記

テーブル内のフィールドはfieldsオプションに指定できません。

ファイル形式

インポート時、ファイル拡張子(--file-pathオプションで指定)によって形式が自動的に判断されます。

添付フィールドのインポート

レコードに添付フィールドが含まれている場合、--attachments-dirオプションが必要です。

  • レコード内のローカルファイルパスは、--attachments-dirからの相対パスとして扱われます。
    • そこにあるファイルをアップロードします。
  • Kintone上のファイル名はローカルと同じになります。

レコードのアップサート

--update-keyオプションが設定されている場合、オプション値は「一括更新のキー」としてレコードのインポート(アップサート)に使用されます。

「アップサート」とは、レコードの更新と挿入を同時に行うことを意味します。既存のレコード値と一致するキーを含むデータは、それらのレコードを更新するために使用され、残りのデータは指定されたアプリに新しいレコードとして追加されます。

「一括更新のキー」として指定されるフィールドは、以下のいずれかの要件を満たす必要があります:

  • レコード番号フィールドである。
  • 「値の重複を禁止する」オプションが有効になっている以下のフィールドタイプのいずれかである:
    • 文字列(1行)
    • 数値

注意

  • レコード番号フィールドが「一括更新のキー」として指定されている場合、フィールドの値に対象アプリのコードが含まれている場合があります。
  • レコード番号フィールドは、「一括更新のキー」として指定されている場合にのみ、更新対象のレコードに対して評価されます。
  • 更新対象のレコード内の以下のフィールドは無視されます。
    • 作成者
    • 作成日時
    • 更新者
    • 更新日時